東京都府中において4月末から5月上旬に行われる、

くらやみ祭りというものがあります。

 

普通のお祭りでは、日中に行われるものですが、

くらやみ祭りは、文字通り夜間に行われるものとなります。

 

さて、このお祭りでは、見世物小屋なるものがあるらしく、

その中身について取り扱いたいと思います。

くらやみ祭にある、見世物小屋とは何か。

 

まず見世物小屋について紹介すると、

かつての日本で日中では見せられないような、

(珍妙、滑稽、猥雑さ、まがまがしさといった)過激な芸をする人間を見せる施設です。

 

この見世物小屋は、奇形児、障がい者といった人たちが、

生きるための日銭を得るために活用されたものという過去の経緯があり、

今の時代では考えられないような文化でありましょう。

 

例えば生きたヘビをくいちぎるヘビ女

膝の関節が逆になっている牛女

手足がないだるま女といったものがあります。

 

障がいを一種の見世物にするという趣向は、

受け入れがたいものですが、確かにあったということで、歴史に残ることになりましょう。

 

以下、府中くらやみ祭りにある、見世物小屋の恐怖、ヘビ女の動画になります。

 

 

おそらく芸人一座が、当時の状況を似せたものになろうかと思います。

 

くらやみ祭り以外にも、さっぽろ祭り、放生会、川越まつりといった

ごく少数のお祭りの隅っこに残っているようですね。

 

見世物小屋は、おそらく衰退の道を辿っていくことが予想されるでしょうが、

風俗のように裏や陰でこっそりあり続けるのでしょうか。

 

見世物小屋にまつわる小説、作品について。

 

見世物小屋におけるものは、文学的に考察価値があるためか、

それにまつわる出版物があったりします。

 

代表されるものに江戸川乱歩の「踊る一寸法師」がありましょう。

 

江戸川乱歩の作品は、非常にグロテスクな世界観を持っていて、

この見世物小屋の題材が一種の好個なネタになっていたのではないかと考えられます。

 

日本の作品ではないですが、映画で「エレファント・マン」と呼ばれる

作品が見世物小屋の世界観を映し出します。

 

1980年に公開された古い映画で、

表現の仕方が難しいですが、とにかく見世物小屋に生きる人間を

よく描けているのではないでしょうか。

 

見世物小屋にまつわる作品を鑑賞することが億劫にならざるを得ませんが、

興味があれば、読書や視聴をしてみてはいかがでしょうか。